西オーストラリアはシドニーとかと違うのかな?どんなとこなんだろう?
パース行ったらどこに行ったらいんだろう!有名な観光地よりローカルらしいところも見たいな!
オーストラリア旅行といえば、シドニーのオペラハウスやゴールドコーストのサーファーズパラダイス、ケアンズのグレートバリアリーフなどが人気ですよね。「旅行でパースに行ってきた!」という人はあまり聞いたことがありません。
しかしパースは「世界一美しい街」「世界一住んでみたい街」と言われています。
日本ではまだそれほど知名度は高くないかもしれません。人が言ったことのない場所に行きたい人にはうってつけの旅行先ですね!
シドニー、ゴールドコースト、ケアンズと滞在や旅行をした私が「パースのここが良かった!」「ここは行ってほしい」と感じたことをご紹介します!
1.西オーストラリアのパースに行くメリット
(1)東オーストラリアに比べて日本人が少ない
まずは日本人が少ないということです。これは旅行、留学に総じていえるメリットです。
普段使わない英語で注文したり、話してみたりなどの経験をする機会がたくさんあると思います。せっかくの海外旅行なのに行けば日本人だらけで、日本語が飛び交うような場所には行きたくないですよね。
安心感はありますが、異国の地を感じるのが海外旅行の醍醐味だと思います。
(2)過ごしやすい気候と地理
パースは地中海性気候で春夏秋冬どの季節も過ごしやすく、旅行に適した気候です。さらに晴天率が高く、カラっと晴れた気持ちのいい日が続くことが多いです。
実際に私が滞在していた時は40℃になったこともありましたが、日本と違って湿気が少ないので過ごしやすかったです。
また東オーストラリアと違い、インド洋に面しているのでまた違った海の様子を見ることができます!太平洋と日本海でも雰囲気が違いますよね!
日本と季節が真逆のため、クリスマスの時期に行って真夏のクリスマスを楽しむのもいいですね!サーフィンをしているサンタクロースは代表的です!
日本で冬の寒い時期にオーストラリアでリゾート気分を味わうこともできちゃいます。また日本との時差が1時間しかないことや、比較的治安がよいというのもうれしい旅のポイントです。
(3)充実した交通機関
オーストラリアの主要都市のなかで、もっとも計画的な都市造りが行われたことで知られていて、鉄道とバスの接続もよく、初めて訪れた旅行者でも動きやすい交通網です。
車がない場合でも不便に感じることはほとんどありません。
市内では色別に分けられたフリーバスが走っていて、利用すれば郊外以外は簡単に回れちゃいます。
ルートも色分けしてあるので分かりやすいです。旅行の際にはぜひ利用してみてください。
(4)治安が良い
パースが世界一住みやすい街に選ばれている最大の理由は治安の良さです。
海外の旅行先を選ぶ時に、治安の良さはとても大きな要素になりますね。
オーストラリア人は基本的に、フレンドリーで親日派が多いです。困って話しかけると助けてくれる人も多いと思います。かといって安全なパースでも、もちろん事件は起こり、観光客は狙われやすいので、油断はしないでください。
(5)最近になってから直行便が就航した
次は移動手段です。2019年9月1日よりANAが東京(成田)から西オーストラリア州パースへの直行便を8年ぶりに就航しました。
今まではパースまで約13時間かかっていたフライトが約10時間に短縮され、ぐっと近くなりました。
【パース旅行】パースへ行くならおすすめ旅行会社5選
続きを見る
【主要都市からパースへの費用】【航空会社でこんなに違う】格安ルートやおすすめルートを大検証!渡航前に必ずチェック!!
続きを見る
2.おすすめの観光スポット
魅力たっぷりのパースのお勧め先を私が滞在中に撮った写真とともに紹介していきます!
(1)パースシティ
まずの観光スポットは「パースシティ」。
パースに来た際は絶対に足を運んでいただきたいスポットです。ショッピングモールや郵便局などがあり、街の中心地になってます。Free Wi-Fiが使えるのも魅力的です!
またマーケットやフェスティバルなども定期的に行われていて、地元ならではの体験もできます。
カクタス(サボテン)のオブジェクトがあり、集合場所などに使われますが、フォトジェニックスポットとしても有名なので、是非とも撮影してみてください。
(2)キングスパース
パースの観光で外せないのがこのキングスパーク!王道中の王道ですね。人気な観光地なんですが、現地の人もよく訪れています。
私も良くバーベキューをしに行ったり、ピクニックをしに行ってました。
場所はパースの市街地から1.5キロの小高い丘の上にあります。フリーバスですぐ行けます!広さは東京ディズニーランドの約5倍!1日中いられますね。(笑)
またパースへ留学した人たちは必ずといってもいいくらいここでバーベキューなどをして時間を過ごしています。ローカルの生活に馴染み深いスポットです。
【オーストラリア留学・ワーホリ体験談】社会人から留学。語学が出来なくても人気者!ヒデさん!
続きを見る
【オーストラリア留学・ワーホリ体験談】高校留学とワーホリ。語学学校で最上位クラス。勉強も遊びも全力で!ともくん!
続きを見る
戦没者慰霊碑やボタニカル・ガーデンなどもあり、広くても飽きないです。
なかでも夜景が魅力的です。昼より夜のほうが混み合うとほど、素敵な絶景が見られます。
観光ガイドやWEBサイトではあまり紹介してませんが、私のお勧めはバオバブの木。サン・テグジュペリの「星の王子さま」に出てくる木です。
バオバブはオーストラリア、アフリカ南部、マダガスカルにのみ生息する木です。「逆さ木」とも言われ、独特な木の形をしています。
古代より紫外線の強いオーストラリアの太陽から人々を守り、果肉は食料となり人の食生活を守ってきた歴史のある木をぜひ見に行ってください。
(3)フリーマントル刑務所
西オーストラリア州内最初の監獄として、流刑囚自らの手で建てられた「フリーマントル刑務所(Fremantle Prison)」。
1991年まで実際に使われており、現在は世界遺産にも登録されている刑務所内を見学することができる施設となっています。
入り口で日本人であると伝えると日本語のガイディングレシーバーをもらえるので、ガイドと一緒に回っている時もよく理解できます!
シャワー、食堂、独房、教会、運動場、絞首台など・・・・・生々しいものが見られます。中は終始ヒンヤリとした独特の空気感で、近年まで使われていたという臨場感を味わえます。
面白いことに、ユースホステルが併設されていて、実際に泊まることもできますので、仮入所した気分で泊まってるのもいいかもしれません。私は嫌です。(笑)
(4)西オーストラリア州立博物館
「パース・カルチュラル・センター(パース文化センター)」と呼ばれる文化関連エリアの一角にある博物館です。
駅からは徒歩5~7分ほどで行けますので、パースシティからすぐに行けます。入場は無料です!中は涼しいので、時間がある時は鑑賞しつつ、涼んでました。
西オーストラリア州の気候風土や歴史、陸地および海洋の生態系などの展示をはじめ、太古の時代の化石や恐竜の標本など、興味深い展示の数々を見ることができます。
先住民アボリジニの人々に関する歴史コーナーや太古の昔からパース近郊で暮らしてきた人々の様子を垣間見ることができます。
(5)モンガー湖
西オーストラリア州の州鳥で知られているブラックスワン、このサイトのアイコンにもなっている黒鳥が多くいる場所で知られています。ビールでもブラックスワンのブランドがあります。
場所は『Joondalup』線でパース駅から1つ目の駅『Leederville』で降りて、徒歩15分です。シティから近くてアクセスが良いのも魅力的です。
パースを訪れたら州の象徴であるブラックススワンを見に行ってください!
(6)バッセルトン
「千と千尋の神隠し」のモデルと言われている場所がパースに近郊にあります。
それがバッセルトンです。写真を見ればどのシーンか思い浮かびますよね。
私の場合は車で行きましたが、シティからバスで行くことも可能です。ツアーを利用する方が安く済む場合もあります。
到着後、桟橋を見た時は本当に感動しました。絶対にあのキャラクターが「あ〜あ〜」って追いかけてくるって!パースを訪れたら行きたいスポットですね。
(7)ラッキーベイ
世界で1番美しいと言われている絶景ビーチ。
カンガルーが来るビーチとして知られているラッキーベイ!パースからバスで約6時間ほどかかります。
旅行者にはなかなか難しいのですが、ツアーなどでぜひ行ってみてほしいビーチです。それだけの価値はあります。約束します。
道中でも生き物に会えますので、車窓も楽しいですよ。
実際に目の前に景色が広がった現れた時は、本当に息を飲みました。
「この青の青さは写真で伝えることは出来ない!」気持ち悪いですけど、本当にそう思いました。
真っ白な砂浜と青色の海、言葉では説明できません。また砂の粒子が細かく、歩く度にキュッキュッと音がする鳴き砂のビーチで、歩いていても心地良かったです。
写真の通り、実際にカンガルーにも会えて触れ合うこともできました。
今までに生きてきた中で1番のビーチをぜひ皆様にも訪れてほしいです。
(8)ウェーブロック
海の波が一瞬で固まったように見える花崗岩、ウェーブロック。パースから南東へ約350kmの場所にあり、車で約4〜5時間。こちらも個人旅行者には難しいのですが、現地ツアーなどで訪れることができます。
高さ15m、長さ100mにもなる波の崖は、実際に前の辺りにするとあまり迫力に飲み込まれます。
花崗岩が27億年以上もかけて侵食され、できたと言われております。27億年て想像もつかない時間ですよね。階段を使って崖の上から見渡すと山のないどこまでも続く地平線が楽しめ、広大な大地と自然の芸術作品を堪能することができます。